「乾太くん、いいらしいけど実際どうなの?」
「うちはガス乾燥機と電気乾燥機、どっちを選ぶべき?」
- 乾太くんのガス代・工事費はいくら?
- うちの家に設置できる?
- 電気衣類乾燥機とどっちが得?
この記事の数字は、乾太くんを9年使っている友人への聞き取り(2026年7月実施・都市ガス・新築時に設置)と、筆者が電気衣類乾燥機NH-D603を3年使って実測したデータに基づいています。
先に結論から。
- ガス工事ができる持ち家なら乾太くん。
乾燥50分〜1時間の速さは電気式では出せない - 賃貸・オール電化・工事不可なら電気衣類乾燥機。
1回あたりのコストは実はほぼ互角 - 「干さない生活」はどちらでも手に入る。
決め手は速さではなく設置条件
両者の違いを一覧にすると、こうなります。
| 項目 | 乾太くん(実例)![]() | 電気衣類乾燥機![]() |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約11.5万円 (本体+台+工事費) | 約6.5〜11万円 (本体+台・工事不要) |
| 1回のコスト | 約80円(ガス代) | 実測65〜112円(電気代) |
| 乾燥時間 | 50分〜1時間 (5kg) | 約3時間40分 (6kg) |
| 設置条件 | ガス栓+排湿ダクト工事 | コンセントのみ |
| 賃貸 | 基本むずかしい | 設置できる |
| 引っ越し | 工事やり直し | 持っていける |
※乾太くんの数字は友人宅の実例(9年前・新築時・割引あり・都市ガス)。
電気式はNH-D603の実測値と2026年時点の価格帯です。
乾太くん歴9年のユーザーに聞いたリアル

乾太くんの記事はカタログスペックの紹介ばかりなので、
この記事では9年使っている友人に細かく聞きました。
費用:設置一式11.5万円・ガス代は1回約80円
見積書ベースで、本体+設置台+工事費込みで11万5,000円だったそうです。
ただし新築時の設置で割引もあったとのことなので、
後付けの場合はこれより高くなると考えておくのが無難です。
ガス代は1回まわして約80円(設置時にガス会社から聞いた金額・都市ガス)。
ガス料金は値上がりしているので現在は多少変わっている可能性があり、
プロパンガスだともう少し高くなります。
ちなみに友人宅のガス使用はキッチン+乾太くんで、
基本料込みの月のガス代は5,000円前後とのこと。
乾燥時間:パンパンに入れても50分〜1時間
ここが乾太くんの真骨頂です。
ドラムいっぱいに詰めても50分〜1時間で乾く。
電気式(6kgで約3時間40分)の3分の1以下です。
ただし詰めすぎるとシーツや毛布など厚物は乾き残りが出ることもあり、
その場合は乾いていないものだけ追加で回しているそうです。
良かったこと:困ったことはない・メリットしか感じない

友人
困ったことはないや。メリットしか感じない・・・!
想定外だったこともないかも。
9年使っての率直な感想がこれでした。
ほかにも聞けたのは、
- 運転中も本体まわりの温度上昇を感じない
(排気はダクトで屋外へいくため) - 専用の金網を敷けば、上に置いた靴も乾かせる
- 設置してくれたガス屋さんの乾太くんは15年稼働中。
壊れにくさに期待できる
メンテナンス:業者いらずで9年
糸くずフィルターの掃除は毎回が推奨ですが、
友人は「気が向いたときだけ」だそうです(笑)。
それでも9年間ノートラブル。
掃除自体は、
掃除機で吸う+ホコリのかたまりをベリッとはがす+ウェットティッシュで拭く程度で簡単。
ただ「どこからやってきたの?」とビックリするくらいのゴミの量が取れるとのこと。

友人
業者メンテナンスは9年間一度もなし。
案内すらきたことないよ〜!
正直なデメリット:縮み・窓・高さ

あまりデメリットを感じないという友人でしたが、
強いて言うと・・・という感じで
デメリットを絞り出して教えてくれました。
- 綿素材は、結構縮む
- 設置場所の壁に排湿ダクトの穴が必要。
「乾太くんがなければそこは窓にしたかった」 - 縦型洗濯機の上に設置しているため位置が高く、
洗濯物の出し入れがややしにくい

友人
綿素材のいいTシャツとか縮む。
間違って何度かやっちゃって、めっちゃ縮んだ・・・
縮んでほしくない洋服は、
干すようにしているとのこと。
電気式を使っている私も、同じようにしています。

友人
子どもの肌着やパジャマは、
乾燥機に入れる前提で大きめサイズを買っているよ!
「縮み」はヒーターで乾かす電気式でも同じ傾向があるので、
乾太くんだけの弱点ではありません。
「乾燥機にかけるものと干すものを分ける運用」と「縮みを考慮して大きめを買う」は、
どちらの乾燥機でも使える知恵です。
「出し入れの高さ」も洗濯機の上に置くかぎり電気式でも起こる悩みです。
身長153cmの筆者は低めの洗濯機を選ぶことで解決しました。
実際の取り出し写真つきで解説しています。
電気衣類乾燥機と徹底比較【実測データ】
乾太くん歴9年の友人から聞いた話と、
電気乾燥機歴3年の私の実測データを比較します。

電気乾燥機は
パナソニックNH-D603の実測データです。
速さは乾太くんの圧勝
乾太くん:50分〜1時間(満載でも)
電気式:約3時間40分(6kg・カタログ値)
ガスの火力は電気ヒーターでは追いつけません。
「夕方に洗濯して寝る前までに2回転させたい」ような使い方なら乾太くん一択です。
1回あたりのコストは、実はほぼ互角
意外に思われるかもしれませんが、
ランニングコストの差はわずかです。
| コスト/回 | 前提 | |
|---|---|---|
| 乾太くん | 約80円 | 友人がガス会社から聞いた金額(都市ガス・当時) |
| 電気式(NH-D603) | 実測65〜112円 | 筆者が電力計で実測 (洗濯量・季節で変動) |
プロパンガスの場合は乾太くんのコストが上がるので、
プロパン地域なら電気式のほうが安くつく可能性も考えられます。
電気式の実測方法と詳細データはこちら。
初期費用と設置ハードルは電気式の圧勝
乾太くんはガス栓の増設と、
壁に穴を開ける排湿ダクト工事が必要です。
友人宅は新築時でも一式11.5万円。
後付けなら工事内容によってさらに上がります。
電気式は工事ゼロ・コンセントに挿すだけ。
本体5.3〜9万円+スタンド1〜2万円で、賃貸でも設置でき、
引っ越しにも持っていけます。
どっちを選ぶべき?【判断チャート】

| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 持ち家+都市ガス+壁の工事OK | 乾太くん |
| 速さが最優先(1日2回転したい) | 乾太くん |
| 賃貸に住んでいる | 電気式 |
| オール電化の家 | 電気式 |
| 引っ越しの可能性がある | 電気式 |
| 初期費用をおさえたい | 電気式 |
| プロパンガスの地域 | 電気式が有利な可能性大 |
賃貸での電気式の設置方法・注意点はこちらにまとめています。
電気式ならこの4機種から選べばOK
電気衣類乾燥機は実質、日立・パナソニック・東芝の4機種にしぼられます。
・とにかく速く・電気代を安く → 日立 DE-N60HV(6kgで約3時間20分)
・デザインとお手入れの楽さ → パナソニック NH-D605(タッチパネル・紙フィルター対応)
・価格をおさえたい → パナソニック NH-D603(筆者が3年愛用中)
・花粉対策を標準で → 東芝 ED-60A4(花粉フィルター標準装備)
4機種の詳しい比較はこちらの記事でどうぞ。
よくある質問
- Qプロパンガスだと乾太くんのガス代は高くなる?
- A
高くなる傾向があります。
本記事の「1回約80円」は都市ガスでの実例です。
プロパンはガス単価が都市ガスより高いため、
お住まいの地域のガス会社に試算してもらうのが確実です。
- Q賃貸でも乾太くんを設置できる?
- A
壁に排湿ダクトの穴を開ける工事とガス栓が必要なため、
基本的にむずかしいです。
賃貸で「干さない生活」を作るなら、工事不要の電気衣類乾燥機が現実的です。
- Q後付けの工事費はいくらかかる?
- A
本記事の実例(11.5万円一式)は新築時の設置で、割引もあったとのこと。
後付けはガス栓の位置や壁の構造によって変わるため、
ガス会社への見積もり依頼をおすすめします。
- Q乾太くんの寿命はどのくらい?
- A
友人宅は9年間ノートラブル・業者メンテナンスなしで使えています。
設置したガス店の乾太くんは15年稼働中とのことで、
長く使える実例は多いようです。
- Qオール電化の家はどうすればいい?
- A
乾太くんにはガス契約が必要なので、
オール電化のままなら電気衣類乾燥機が現実的です。
乾燥のためだけにガスを引くのは初期費用・基本料の面で割高になりがちです。
まとめ:決め手は「速さ」より「設置条件」
- 乾太くんは50分で乾く・9年ノートラブル・1回約80円。
設置できる家なら最高の選択 - ただし工事一式11.5万円〜+ガス契約が前提。
賃貸・オール電化にはハードルが高い - 電気式はコストほぼ互角・工事ゼロ・賃貸OK。
「干さない生活」は電気式でも十分手に入る
乾太くんが羨ましくて検索したけれど、
うちには設置できない…という方へ。
筆者はドラム式をやめて縦型洗濯機+電気衣類乾燥機にして3年、
毎日しっかり乾燥すること・お手入れも簡単で大満足しています。
ドラム式から洗濯機と乾燥機を別々にした私の体験談はこちらの記事で
詳しく解説しています。









コメント