食洗機を使い始めて7年が経ち、
数々の洗剤を試してきた筆者のおすすめする、食洗機洗剤。
粉末、液体、ジェルタブのどれが一番良いのか迷っているあなたのために、
それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底比較します。
コスパ重視の方、汚れ落ちを重視する方、それぞれに最適な洗剤をご紹介します。
この記事を読めば、あなたの食洗機ライフがさらに快適になること間違いなしです。
先に結論。
筆者は、7年間panasonic食洗機 NP-TH1を愛用しています。
現在は、NP-TH4とNP-TH5が販売されています。
とても便利で、もう食洗機のない生活には戻れません。
NP-TH4とNP-TH5の違いを比較した記事はこちら
食洗機洗剤の選び方 粉末・液体・ジェルタブ徹底比較
食洗機には、普通の食器洗い用の洗剤は使えません。
必ず食洗機専用の洗剤を使う必要があります。
panasonicの修理担当の方に聞いたのですが
普通の食器洗い用洗剤を食洗機に使った場合
泡が大変なことになり、故障の原因になるようです。
食洗機用洗剤の代表格の以下の3点について、
実際に使用したレビューと、おすすめと注意点について解説します。
コスパ最高!粉末洗剤の特徴と注意点
粉末洗剤のメリット
- コスパ最高
- 汚れ落ち・ニオイ落ち・着色汚れもよく取れる
- ドラッグストアなど、どこでも手に入りやすい
粉末洗剤の最大のよさは、コストパフォーマンスのよさ◎
ドラッグストアでも気軽に手に入れることができ、
汚れ落ち・色残り・ニオイともにきれいに取れます。
粉末洗剤 | |
コスパ 1回あたりのコスト | ◎ 2.9円〜4円 |
汚れ落ち | ◯ |
着色汚れ | ◯ |
ニオイ | ◯ |
注意点 | 排水口が詰まる 経験をした |
粉末洗剤のデメリット
- 排水口が詰まった経験あり
- 濡れた手では扱えない
粉末洗剤を毎日使用していたある日のこと。
なんだか排水口の流れが悪いと思っておかしいな・・と、
排水ホースを外してお掃除しようとしたところ
なんと!固まった粉末洗剤が詰まっていました。
それは流れないはずだよね・・
慌てて取り除きお掃除しました!
この経験から、
粉末洗剤の使用には、排水口が詰まる可能性があることを注意すべき点としてお伝えします。
粉末洗剤はコスパが良い反面、溶け残りが発生しやすいため、
使用後に適度に排水口のチェックやメンテナンスを行うことが重要です。
また、粉末の洗剤を濡らしてしまうといけないので
濡れた手で扱うことができません。
食器を入れた直後の手は、濡れていることが多いと思いますが
一度、手をふき乾いた手で、洗剤を投入する必要があります。
普段使いに最適!液体洗剤の特徴と注意点
液体洗剤のメリット
- コスパよし
- 汚れ落ち・ニオイ落ちも良好
- 濡れた手でも扱いやすい
液体洗剤 | |
コスパ 1回あたりのコスト | ◯ 5円~5.5円 |
汚れ落ち | ◯ |
着色汚れ | △ |
ニオイ | ◯ |
注意点 | 食洗機に投入したか 忘れてしまうことあり |
液体洗剤は、粉末洗剤ほどはないものの、割とコスパがよく
汚れ落ち、ニオイ落ちも良好です。
液体がボトルの中に入っているため、濡れた手でも扱いやすく
食器を入れた直後の濡れた手でも、問題なく
洗剤を投入することができます。
液体洗剤のデメリット
- 着色汚れが取り切れない場合がある
- 洗剤の入れ忘れや重複使用のリスク
カレーなど色のついた食べ物を入れた食器に、
食べ物の色が残ることがあります。
液体洗剤では、こうした着色汚れが十分に取れない場合があります。
食洗機に複数回に分けて食器を入れる際、
液体洗剤を使ったかどうかが見分けにくいことがあります。
これにより、洗剤の入れ忘れや重複使用のリスクが生じます。
一方、粉末洗剤やジェルタブは入れていることが明確に分かるので、
その心配は少ないです。
食器を入れる前に、必ず洗剤をいれる
もしくは
食洗機の電源をいれる直前に洗剤をいれるなど
ルールを決めると良いと思います。
汚れ落ち最強!ジェルタブの特徴と注意点
ジェルタブのメリット
- 洗浄力が高い!
- 洗剤を入れているかどうかがひと目で分かる
ジェルタブ | |
コスパ 1回あたりのコスト | △ 25円〜40円 |
汚れ落ち | ◎ |
着色汚れ | ◎ |
ニオイ | ◎ |
注意点 | 濡れた手で触るのはNG |
ジェルタブのメリットは、なんといっても、
洗浄力の高さです。
特に、お皿やまな板についてしまった着色汚れもきれいに取れます。
なかなか落ちない、人参のまな板への着色・カレーを食べたときの皿への着色も
とてもきれいに真っ白になります。
液体洗剤では、時々ニオイ落ちが気になることがありましたが、
ジェルタブを使えばそのような心配はありません。
また、ジェルタブは入れたかどうか一目で分かります。
洗剤の入れ忘れや、重複利用を防ぐことができます。
我が家では、ジェルタブを食器を入れる前に必ず入れるようにしています。
ジェルタブが食洗機に入っていたら「食器洗浄前」、
ジェルタブが入っていなかったら「食器洗浄完了」と見分けることができるので、
とても便利です。
ジェルタブのデメリット
- 濡れた手で触れない
- コストがかかる
まず、濡れた手で触れない点です。
濡れた手で触ると、ジェルタブが溶けてしまい、
複数個がくっついて離れなくなる原因になります。
次に、コスパが悪い点があります。
ほかの洗剤が1回あたり3円〜6円であるのに対し、ジェルタブは25円〜40円ほどと価格が高めです。
年に一度、7月に開催される、amazonプライムデーでは
1個あたり14円程で購入できることもあるので
まとめ買いしています。
結局どれがいい?最適な使い分けの提案
粉末、液体、ジェルタブのメリット・デメリットをそれぞれ説明しました。
結局どの洗剤を使えばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、各洗剤の特性を生かした最適な使い分け方法をご提案します。
コスパ重視の方、洗浄力重視の方、そしてどちらも妥協したくない方、
それぞれにぴったりの洗剤の使い方をお伝えします。
とにかく安いほうがいい!コスパ重視の方
コスパが一番いいのは、粉末洗剤なのですが
排水パイプが詰まって大変だったことから、おすすめできません。
コスパ以上に、後処理がとても大変だったからです。
コスパ重視の方には、液体洗剤をおすすめします。
ニオイ落ちに不安が残りますが、気になりそうなときは
いつもより量を多めに洗剤を投入すると良いと思います。
汚れ落ち重視の方
多少高くても構わない!洗浄力重視の方には、
ジェルタブをおすすめします。
スッキリした洗い上がりに、ニオイもしっかりとれていて
大満足できるはずです。
コスパ・汚れ落ちもどちらも重視したい方
コストパフォーマンスと洗浄力の両方を重視する方には、
液体とジェルタブの併用をおすすめします。
普段はコスパの良い液体洗剤を使い、
特別な汚れがある時にはジェルタブを使用することで、効率的に食器を洗うことができます。
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