衣類乾燥機の電気代、どれくらいかかるか
気になりますよね・・・
- 実際の電気代はどれくらい?
- 高い?思ったより安い?
- コインランドリーと比べてどっちがお得?
- 乾燥機を買う価値はある?
パナソニック NH-D603を購入してから3年3か月。
実際にREVEX節電エコチェッカー(ワットチェッカー)で
消費電力と電気代を計測しました。
計測結果をそのまま公開します。
- 標準コース・衣類の量:5.5kg
→ 電気代 111.6円(3時間44分・3.6kWh) - カタログ5.5kg推定値(約139円)より約27円安かった
- 消費電力は後半(180分以降)で約半分に落ちる
- 室温は3時間44分で+8.2℃上昇(夏場は換気を)
乾燥機の電気代はどうやって決まる?
電気代の計算をするには、消費電力と使用時間を知る必要があります。
消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 料金単価(円/kWh)
つまり、消費電力が大きい機種ほど、乾燥時間が長いほど、電気代は上がります。
この記事では、料金単価を31円/kWhとして計算しています。
- 消費電力:どの機種を選ぶかで決まる(NH-D603は1,335W)
- 乾燥時間:洗濯物の量・脱水のし具合・室温によって変わる
カタログに載っている電気代はあくまで「室温30℃・特定の条件」での計算値。
実際には脱水が甘かったり、
冬場で室温が低かったりすると乾燥時間が伸び、電気代も上がります。
だからこそ実際どうなの??
カタログ値より、実は電気代かかってたりしない??という疑問に
お答えします。
今回の測定条件

| 機種 | パナソニック NH-D603 (購入から3年3か月) |
| コース | 標準 (ヒーター強) |
| 衣類量 | 5.5kg |
| 室温(開始時) | 22.3℃(外気温19℃) |
| 換気 | なし(脱衣所の扉・換気扇ともに閉) |
| 電力単価 | 31円/kWh |
タオル類が多め、綿素材が中心の普段の洗濯物です。
【タオル類】
- バスタオル 2枚
- フェイスタオル 15枚
- ボディタオル 1枚
- ハンドタオル 1枚
【衣類】
- 大人パジャマ上 3枚 / 下 4枚
- 子供パジャマ上 5枚 / 下 4枚
- 肌着 4枚
- パーカー 1枚
- パンツ 4枚 / 靴下 3組
- 枕カバー5枚

我が家のちょっと多い日の洗濯物の量です!
実測データ:衣類5.5kgが乾くまでの時間
乾燥スタートから終了まで、30〜60分おきに消費電力・室温・湿度を記録しました。
最終的な結果は以下のとおりです。

| 乾燥時間 | 3時間44分(224分) |
| 積算電力量 | 3.6kWh |
| 電気代 | 111.6円 |
| 平均消費電力 | 約964W |
ざっくり言うと、最初の3時間は1,200W前後でフル稼働し、
終盤に向かって消費電力がぐっと落ちていきます。

時系列で詳しく解説していきます。
開始前の温度と湿度

| 室温 | 22.3℃ |
| 湿度 | 77% |
乾燥前の脱衣所の温度と湿度。
家の中は、特に暑くも寒くもない、普通の空気感です。
外気温は19℃で、少し肌寒い感じでした。
30分後の消費電力

| 消費電力 | 1,236W |
| 室温 | 24.6℃ |
| 湿度 | 81% |
ヒーターがフル稼働しています。
室温は2℃ちょっと上がって、湿度も4%増。
まだ「ちょっと暖かいかな」くらいで、不快な感じはありません。
乾燥機の運転音だけが静かに響いている状態です。
90分後の消費電力

| 消費電力 | 1,168W |
| 室温 | 28.3℃ |
| 湿度 | 83% |
ここから変化が大きくなってきました。
部屋に入ったときに「もわっ」とした空気を感じます。
28℃を超えて、湿度も83%。
夏の蒸し暑い日の屋外みたいな感覚です。
換気なしだとこうなるか、と実感しました。
120分後の消費電力

| 消費電力 | 1,190W |
| 室温 | 29.3℃ |
| 湿度 | 83% |
室温はついに30℃近くまで上昇。
消費電力はまだ1,190Wでほぼ変わらず、ヒーターはまだまだ動いています。
脱衣所に長居するのはしんどいレベルです。
180分後の消費電力

| 消費電力 | 579W ← ここで急落! |
| 室温 | 30.5℃ |
| 湿度 | 80% |
消費電力がいきなり579Wに。
さっきまで1,190Wだったのが半分以下です。
これは乾燥機のセンサーが「もう乾いたよ」と検知して、
ヒーターを間欠運転に切り替えたサインです。
室温は30.5℃まで上がり、湿度は少し下がって80%。
乾燥が進んで水分が少なくなってきたのか、
若干マシになった感じがします。
終了(3時間44分後)

| 積算電力量 | 3.6kWh |
| 積算料金 | 111.6円 |
| 乾燥時間 | 3時間44分(224分) |
乾燥完了!
洗濯物はしっかり乾いていました。電気代は111.6円。
「1回でこの金額なら全然アリだな」というのが正直な感想です。
ただ、脱衣所の暑さと湿気はなかなかのもの。
換気なしで回すと、終わり頃には室温が30℃を超えます。
夏場は換気扇を回すか、扉を少し開けておいた方がよさそうです。
カタログ値と比べてみた
NH-D603の定格消費電力は1,335W(室温30℃・ヒーター強)。
カタログに記載されている6kgの電気代は約152円(31円/kWh計算)です。
今回の実測値と並べてみます。
カタログには、衣類の量が6kgのものが記載されているので
推定した数値と実測値を比較します。
| カタログ値 (6kg) | カタログから推定 (5.5kg) | 実測値 (5.5kg) | |
|---|---|---|---|
| 電気代 (31円/kWh) | 約152円 | 約139円 | 111.6円 |
| 乾燥時間 | 約220分 | 約205分 | 224分(+19分) |
- 電気代がカタログより安かった理由:
- センサー乾燥により後半の消費電力が大幅に落ちるため。
カタログは定格消費電力(1,335W)でフル稼働し続けた計算になっています。
- センサー乾燥により後半の消費電力が大幅に落ちるため。
- 乾燥時間がカタログより19分長かった理由:
- カタログの測定条件は室温30℃。
今回は室温22.3℃(7.7℃低い)だったため、
加熱に時間がかかったことが考えられます。
冬場はさらに長く、逆に夏場はカタログ値に近い時間で乾くと予想できます。
- カタログの測定条件は室温30℃。
毎日使うといくらかかる?
今回の実測(衣類の量:5.5kg・電気代:111.6円)をもとに、
毎日使った場合の月・年の電気代を試算しました。
洗濯物の量やコースによって変わるので、あくまで参考値です。
| 使用頻度 | 月の電気代 | 年の電気代 |
|---|---|---|
| 週5日 (月20回) | 約2,232円 | 約26,784円 |
| 毎日 (月30回) | 約3,348円 | 約40,176円 |
コインランドリーと比較
コインランドリーのガス乾燥機は10分100円が一般的。
同量(5.5kg程度)を乾かす場合は約30分(300円)かかります。
| コインランドリー (30分・ガス式) | 自宅乾燥機 | |
|---|---|---|
| 1回あたり | 約300円 | 約112円 |
| 月20回 | 約6,000円 | 約2,232円 |
| 年間 | 約72,000円 | 約26,784円 |
年間45,000円の差はかなり大きい。
しかも移動・待ち時間がゼロで、天気も気にしなくていい。
トータルで考えると、自宅乾燥機の方が圧倒的にお得です。
3年3か月使って感じた電気代のリアル
購入前は「毎日使ったら電気代がかさむのでは」と心配していました。
でも実際に計ってみたら1回111.6円(5.5kg)。
使用量が多い日でもこの程度なので、
思っていたより安いというのが正直な感想です。
電気代以上に大きいのは、干す・取り込む作業がなくなること。
天気を気にせず、外出中でも乾燥が進んでいる。
この生活の変化の方が、電気代よりはるかに価値があります。
3年3か月で故障は一度もなし。
毎回フィルターの掃除は欠かせませんが、
紙フィルターを使用しているのでお手入れが簡単で、毎日でも苦になりません。

3年以上毎日使用していても
乾きが悪くなったな、時間がかかるようになったなと
感じたことがありません・・・!
まとめ:NH-D603、5.5kgで111円。3年間故障なし
我が家で、3年以上愛用している、
パナソニック衣類乾燥機NH-D603の実際の電気代を計測しました。

結果、カタログで示された値よりも、電気代は安くすみそう。
3年3か月、毎日使用して故障もゼロなので
大満足しています!
これからもガシガシ働いてもらう予定です・・・!
| 実測電気代 | 111.6円 (標準コース・5.5kg・室温22℃) |
| カタログ値との差 | 5.5kg推定値(約139円)より約27円安かった |
| 乾燥時間 | 3時間44分 (カタログ推定より19分長い) |
| 時間差の理由 | 室温がカタログ条件(30℃)より 低かった(22.3℃) |
| 電気代が安い理由 | センサー乾燥で 後半の消費電力が半減するため |
今後、75℃除菌コースでの測定データも追加予定、
洗濯物の量による電気代の違いは別記事で紹介予定です。




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