
衣類乾燥機がほしいけど
どのメーカー・機種を買えばいいかな?

パナソニックNH-D603を
約2年使っている私が
詳しく比較して解説します!
衣類乾燥機がほしいけど、たくさんありすぎて違いがわからない!
そんな人も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、衣類乾燥機の人気4機種、
日立DE-N60HV パナソニックNH-D603 NH-D605
東芝ED-60A4 を以下の7つの視点から
ランキング形式でまとめます。
先に結論から。
- ランニングコスト重視なら・・日立DE-N60HVがおすすめ

- デザイン・使い勝手重視なら・・パナソニックNH-D605がおすすめ

- 予算を抑えて購入したいなら・・パナソニックNH-D603がおすすめ

- 花粉対策を標準装備でしたいなら・・東芝ED-60A4がおすすめ

比較項目 | おすすめな機種 |
乾燥時間が短い | 日立 DE-N60HV ![]() メーカー公表時間が最も短い |
電気代が安い | 日立 DE-N60HV ![]() 運転時間が短くコスパに優れる |
デザイン | パナソニック NH-D605 ![]() タッチパネル式でスタイリッシュ |
お手入れ・使い勝手 | パナソニック NH-D605 ![]() 間口が広く出し入れしやすい 別売の紙フィルタが使えて楽にお手入れ |
価格 ※2025年6月現在 | パナソニック NH-D603 ![]() 4機種のなかで最も安い事が多い |
花粉対策 | 東芝ED-60A4![]() 花粉フィルタが標準装備 |
4機種、それぞれのメリット・デメリットを明確にしつつ
どのような方におすすめかついても、詳しく解説していきます。
ぜひ最後までお読みくださいね。
衣類乾燥機 比較 | 日立・パナソニック・東芝 4機種特徴
使いやすさや価格など、以下の7つのポイントで人気の乾燥機をくらべ、
ライフスタイルに合った選び方を丁寧に解説します。
乾燥時間が一番短いのは?

日立 DE-N60HV | パナソニック NH-D603 | パナソニック NH-D605 | 東芝 ED-60A4 | |
乾燥時間 | 6kg : 約3時間20分 3kg : 約2時間 1.6kg : 約1時間15分 | 6kg : 約3時間40分 3kg : 約2時間10分 2kg : 約1時間40分 1kg : 約1時間10分 | 6kg : 約3時間40分 3kg : 約2時間10分 2kg : 約1時間40分 1kg : 約1時間10分 | 6kg: 約3時間45分 3kg : 約2時間5分 2kg: 約1時間30分 1kg : 約1時間5分 |
メーカーの取扱説明書に記載されている
衣類の重さごとの乾燥時間を表にまとめました。
衣類6kgの場合、日立は約3時間20分で乾くのに対し、
パナソニック2機種は3時間40分、東芝は3時間45分と、
日立が他の3機種より20~25分ほど早く乾くことがわかります。
一方で衣類3kgの場合、
日立が約2時間、東芝が約2時間5分、パナソニックは約2時間10分と、
差はほとんどありません。
乾燥時間を短くしたい場合、
日立 DE-N60HV がおすすめです。

予想される電気代が安いのは?

日立 DE-N60HV | パナソニック NH-D603 | パナソニック NH-D605 | 東芝 ED-60A4 | |
消費電力 ※1 | 1180W | 1335W | 1255W | 1180W |
衣類6kgの場合 予想される電気代 ※2 | 約106円 | 約132円 | 約124円 | 約120円 |
※2 1kwあたり27円で計算
気になる電気代について、
衣類6kgの場合の乾燥時間をもとに計算しました。
日立 DE-N60HVは乾燥時間が短く、消費電力も低いため、
電気代が最も安い結果となりました。
一方、東芝ED-60A4とパナソニックNH-D605は、
電気代にほとんど差がなく、わずか4円程度の違いです。
ただし、パナソニックNH-D603は消費電力が高いため、
他の機種に比べて電気代も高くなる傾向が見られました。

デザインの違いを比較

デザイン面で特におしゃれでスタイリッシュなのは、
パナソニックNH-D605です。
タッチパネル式の操作部分は無駄がなく、シンプルで洗練されたデザインが特徴。
乾燥機は実用性だけでなく、毎日使うものだからこそ、
デザインにもこだわりたいという方におすすめです。
また、パナソニックNH-D603とNH-D605の2機種は、
窓付きの扉なので、乾燥機に衣類が入っているかどうかを
一目で確認できるのも大きな魅力。
一方で、日立と東芝は、窓なし扉のため、外から中は見えません。

我が家では、小学生の息子が乾燥後の洗濯物をたたむ係なんです!
畳んだかどうか、扉越しにパッとわかるのが便利です。

お手入れ・使い勝手

毎回のお手入れについては、
どのモデルも基本的に不織布フィルタとバックフィルタの掃除が必要です。
しかし、不織布フィルタの掃除は思ったより手間がかかることが多いです。
そこで、パナソニックの2機種(NH-D603、NH-D605)には、
別売りの紙フィルタを使うことで、不織布フィルタを使わなくてもよくなるオプションがあります。
このため、毎日のお手入れの手軽さでは、パナソニックの2機種が他モデルに比べて優れています。

さらに、パナソニックNH-D605は以下の写真のように間口が広く、
洗濯物の出し入れがとてもスムーズにできるのが特徴です。
NEW 大投入口で毛布などの大物も出し入れしやすい
引用:パナソニック公式ページ
また、パナソニック NH-D603は4機種の中で唯一、
左開きと右開きを選べるモデルです。
引っ越しをする可能性がある方や設置場所に制約がある場合でも、
柔軟に対応できるため、特におすすめです。
●NH-D603/503/502/502P
置き場所に合わせてドアの向きを変更することができます。
ドアの向きの変更については、お近くの販売店や設置業者にご依頼ください。
引用元:パナソニック公式ページ よくあるご質問
価格が一番安いのは?

価格については、お店や購入する時期によって異なりますが
調べたところ、パナソニック NH-D603が最も手頃な価格で購入できることが
多そうです。
予算を抑えて購入したい方には、
パナソニック NH-D603が特におすすめです。
メーカー 型番 | ![]() 日立 DE-N60HV | ![]() パナソニック NH-D603 | ![]() パナソニック NH-D605 | ![]() 東芝 ED-60A4 |
---|---|---|---|---|
購入リンク | Amazon 楽天 yahoo | Amazon 楽天 yahoo | Amazon 楽天 yahoo | Amazon 楽天 yahoo |
価格 ※3 | 65000円〜73000円ほど | 53000円〜60000円ほど | 75000円〜90000円ほど | 64000〜75000円ほど |
置き方で変わる!|おすすめのメーカー
衣類乾燥機はドラムを回転させて乾燥するため、運転中に振動が生じます。
そのため、各メーカーとも専用スタンドの使用が推奨されており、
設置スタイルによって選べる機種が異なります。
筆者もパナソニック「NH-D603」を使用しており、
純正スタンドを使って洗濯機の上に設置しています。
🏠 設置スタイル別の対応メーカーと機種
設置スタイル | 対応メーカーと機種 |
---|---|
低い位置に置きたい | 日立 パナソニック(NH-D603/NH-D605) |
壁に掛けて設置したい | 日立 パナソニック(NH-D603のみ対応) |
洗濯機の上に置きたい | 東芝、日立、パナソニック(全モデル対応) |
東芝のED-60A4は、床置き用や壁掛け用のスタンドは販売されておらず、
設置方法は洗濯機上のみとなります。
また、パナソニックのNH-D605は壁掛けに対応していないため、
壁掛け希望の方は「NH-D603」または日立製を選ぶと安心です。
🛠 スタンドの選び方に迷ったら?
それぞれの設置スタイルに対応したスタンドは、メーカーごとに型番や特徴が異なります。
設置に失敗しないためにも、以下の解説記事を参考にしてみてください。
花粉対策の違い
春先など花粉が気になる季節は、洗濯物を外に干すのをためらう方も多いはず。
そんなとき、衣類乾燥機は室内で乾かせるため、
花粉を避けられる手段のひとつになります。
さらに、花粉をキャッチする専用フィルターを装着することで、
衣類に付着するリスクをより減らすことが可能です。
各メーカーの花粉フィルター対応
「花粉対策を最初からしっかりしたい」なら、東芝が最もおすすめです。
日立やパナソニック(NH-D603)は別売りフィルターで対応可能ですが、
NH-D605は花粉フィルターが装着できないため注意が必要です。
衣類乾燥機4機種の特徴まとめ|日立・パナソニック・東芝
それぞれの機種の特徴も詳しく解説していきます。
ご自身にあった、乾燥機選びの参考にしてくださいね。
日立 DE-N60HVの特徴
- 乾燥時間を短くしたい
- 電気代は最安がいい
- 熱に弱い衣類も乾燥したい
前章の乾燥時間、電気代でも解説しましたが
4機種の中で、最も乾燥時間が短く、電気代も安いのがこちらの機種です。
また、熱に弱い衣類を乾燥するための
風乾燥が選べるのも特徴的です。
衣類に合わせて乾燥方式が選べます。ヒーター&風乾燥の2way乾燥。
ふだんの衣類はヒーター乾燥で。熱を加えてはいけない衣類は、ヒーターを使わない「風乾燥」で。2つの乾燥方式が選べます。
エアハッチを開くと、ドラムの中の空気と外の空気を入れ換えながら、ヒーターを使わず、乾燥運転。外から取り込む風の力で、やさしく乾かします。※風乾燥は、化繊混紡1kg以下。
エアハッチを開いた状態のイメージ図
引用:日立公式ホームページ

パナソニック NH-D603の特徴
- 中が見えるデザインを希望の方
- 引っ越しをする可能性がある方
▶︎左開き・右開き対応 - 日々のお手入れを簡単にしたい方
▶︎別売りの紙フィルタでお手入れを楽に - 初期費用を抑えたい方
パナソニックNH-D603の最大の特徴は、
左開き・右開きを選べること。
転勤族の方や、引っ越し予定がある方
設置場所に制約がある方でも、柔軟に対応可能です。
次の機種は、置き場所に合わせてドアの開閉方向を変えることができます。
対象機種:NH-D603/503/502/502P開閉方向の変更については、お買い求めの販売店や設置業者にご依頼ください。
お買い上げ時は左開きです。
また、中の様子が見えるデザインのため、
衣類が入っているかどうかが一目でわかります。
初期費用が4機種の中で最も安いことが多いので
初期費用を抑えたいかたにもおすすめです。

筆者自身もNH-D603を2年間使用しています。
実際に使って感じた良い点・気になる点をこちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎ NH-D603を2年使ったリアルな感想はこちら
パナソニック NH-D605の特徴
- スタイリッシュなデザインを希望の方
- 日々のお手入れを簡単にしたい方
- 大きな洗濯物を楽に取り出したい方
パナソニックNH-D605の最大の特徴は、スタイリッシュなデザインです。
タッチパネルで操作するので、余計なボタンなどがなく
インテリアになじみます。
また、前章のお手入れ比較でも解説しましたが、
以下の2点も、パナソニックNH-D605のメリットとして挙げられます。
- 間口が広く、洗濯物が出し入れしやすい
- 別売りの紙フィルタで、お手入れが簡単になる

東芝 ED-60A4の特徴
- 花粉フィルタ標準搭載を希望の方
- 衣類の縮みを極力抑えたい方
東芝 ED-60A4の特徴は、
花粉フィルタが標準搭載されていること。
他メーカーも別売りで花粉フィルタを購入することで対応できますが、
標準装備されているのは大きな魅力です。
花粉フィルターでスッキリ!
小さな粒子もとらえる花粉フィルターを標準搭載しているのは東芝だけ。
繊維の奥に入った花粉もスッキリ取り去って清潔にします!
衣類についた花粉を90%以上除去※1できます。
- ※1【花粉除去について】●試験方法:試験布に付着させた花粉代替物質の除去率を測定 ●除去方法:「ちょっと乾燥」を15分間運転 ●対象部分:ドラム内の衣類 ●試験結果:除去率90%以上(当社調べ)
引用:東芝公式ページ
また、衣類の縮みを低減する専用コースが用意されているため、
衣類の縮みを極力抑えたい方には特におすすめのモデルです。

よくある質問
よくある質問を以下にまとめました。
- Q衣類乾燥機と洗濯乾燥機(ドラム式)は何が違うの?
- A
👉洗濯乾燥機は「洗濯から乾燥まで1台で完結」するのに対し、
衣類乾燥機は「乾燥専用機」で、洗濯機と分けて使います。
それぞれにメリット・デメリットがあり、筆者自身も以前はドラム式を使っていましたが、今は洗濯機と乾燥機を別にしています。
▶ 洗濯乾燥機から別々にした理由と感想はこちら
- Q一番おすすめの乾燥機はどれですか?
- A
👉 記事内でまとめていますが、改めて整理します。
乾燥時間や電気代重視なら日立 DE-N60HV
見た目・お手入れ重視ならパナソニック NH-D605
価格を抑えたいならパナソニック NH-D603
花粉対策を標準でしたいなら、東芝 ED-60A4がおすすめです。
- Q設置には工事が必要ですか?スタンドって絶対買わなきゃダメ?
- A
👉 工事は不要ですが、安定性と安全性の面から各メーカーとも
専用スタンドの使用を推奨しています。
床置きや壁掛けに対応しているかはメーカーによって異なるので、
設置場所に合わせて選びましょう。
- Qフィルター掃除は大変じゃないですか?
- A
👉 フィルター掃除は1回の乾燥ごとに軽くホコリを取るだけでOK。
放置すると乾燥効率が落ちたり故障の原因になるため、
こまめなお手入れが長持ちのコツです。
お手入れのしやすさを重視するなら、
パナソニックのNH-D603やNH-D605がおすすめです。
別売りの紙フィルターを使えば、ホコリをそのまま捨てるだけなので、
フィルター掃除がグッと楽になります。合わせて読みたい
- Qひとり暮らしにおすすめの乾燥機はありますか?
- A
まとめ:重視するポイントに最適な乾燥機を見つけよう!
衣類乾燥機の以下4機種について
比較しました。
- ランニングコスト重視なら・・日立DE-N60HVがおすすめ

- デザイン・使い勝手重視なら・・パナソニックNH-D605がおすすめ

- 予算を抑えて購入したいなら・・パナソニックNH-D603がおすすめ

- 花粉対策を標準装備でしたいなら・・東芝ED-60A4がおすすめ

比較項目 | おすすめな機種 |
乾燥時間が短い | 日立 DE-N60HV ![]() メーカー公表時間が最も短い |
電気代が安い | 日立 DE-N60HV ![]() 運転時間が短くコスパに優れる |
デザイン | パナソニック NH-D605 ![]() タッチパネル式でスタイリッシュ |
お手入れ・使い勝手 | パナソニック NH-D605 ![]() 間口が広く出し入れしやすい 別売の紙フィルタが使えて楽にお手入れ |
価格 ※2025年6月現在 | パナソニック NH-D603 ![]() 4機種のなかで最も安い事が多い |
花粉対策 | 東芝ED-60A4![]() 花粉フィルタが標準装備 |
各機種の特徴とおすすめな人についても解説しました。
ご自身のライフスタイルにどの機種があうのか、
参考になれば幸いです。
メーカー 型番 | ![]() 日立 DE-N60HV | ![]() パナソニック NH-D603 | ![]() パナソニック NH-D605 | ![]() 東芝 ED-60A4 |
---|---|---|---|---|
購入リンク | Amazon 楽天 yahoo | Amazon 楽天 yahoo | Amazon 楽天 yahoo | Amazon 楽天 yahoo |
乾燥時間 | 6kg : 約3時間20分 3kg : 約2時間 1.6kg : 約1時間15分 | 6kg : 約3時間40分 3kg : 約2時間10分 2kg : 約1時間40分 1kg : 約1時間10分 | 6kg : 約3時間40分 3kg : 約2時間10分 2kg : 約1時間40分 1kg : 約1時間10分 | 6kg: 約3時間45分 3kg : 約2時間5分 2kg: 約1時間30分 1kg : 約1時間5分 |
消費電力 ※1 | 1180W | 1335W | 1255W | 1180W |
予想 電気代 ※2 | 約106円 | 約132円 | 約124円 | 約120円 |
デザイン | 中が見えない扉 | 窓付き扉 | 窓付き扉 | 中が見えない扉 |
扉 開閉方向 | 左開きのみ | 左・右開き変更可能 | 左開きのみ | 左開きのみ |
お手入れ | 別売 紙フィルタ使用可 | 別売 紙フィルタ使用可 | ||
幅[mm] | 630 | 634 | 600 | 650 |
高さ[mm] | 670 | 680 | 697 | 650 |
奥行[mm] | 516 | 499 | 544 | 525 |
重量[kg] | 約26 | 約24 | 約31 | 約24 |
コース | 標準(強・弱) 除菌(75℃) 干す前 低温乾燥 仕上げ 風乾燥 | 標準 約75℃除菌 ワイシャツ 厚物 布団・毛布 シワ取り タイマー (20分・40分・60分) | 標準 約75℃除菌 タオル除菌 15分ドライ ワイシャツ 厚物 布団・毛布 シワ取り タイマー (20分・40分・60分) | 標準 念入り(除菌) 普通 しっとり(アイロン) ちょっと乾燥15分 90分 縮み低減 Yシャツ 毛布 |
特徴 | 熱に弱い衣類の乾燥コースあり | 別売り紙フィルタ使用可 | 別売り紙フィルタ使用可 タッチパネル操作 | 花粉フィルタ 標準装備 |
発売時期 | 2022年11月 | 2017年6月 | 2023年7月 | 2022年11月 |
価格 ※3 | 65000円〜73000円ほど | 53000円〜60000円ほど | 75000円〜90000円ほど | 64000〜75000円ほど |
※2上記消費電力、衣類重量6kg,1kwあたり27円で計算
※3 2025年6月現在
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