【日能研】　保護者説明会の内容　どこよりも詳しくレビュー

日能研　全国テストと保護者説明会に参加しました。

当日の流れは、こちらの記事に書いてあるのでぜひ読んでくださいね。

日能研　全国テストと保護者説明会の流れ

説明会内容

はじめに〜最近の中学校入試問題について〜

最近の入試の傾向を踏まえ、記述の問題が増えている。

自身の考えを、文章で書く問題が増えてきて

単に暗記ややり方を覚えるだけでは、太刀打ちできなくなってきているとのお話でした。

日能研の特徴

中学受験のみを対象とした塾

日能研は、中学受験生を対象とした塾であり、高校受験に対応した塾はありません。

他の塾は、中学受験・高校受験も対応している中が多い中

日能研は、中学受験のみに特化している点が際立っています。

授業用と家庭用のテキストの分離

日能研では、授業で使うテキストと家庭学習で使用するテキストが分かれています。

他の塾では、宿題はプリントというところも多いそう。

宿題もテキストにすることで、振り返りが容易になるとのことでした。

また、宿題がプリントだと、管理が大変になるのに対し、

テキスト１冊にまとまっているため、管理の手間がなくなることも利点のようです。

理解させることに注力

一部の塾は、ただ演習量を増やして問題に慣れさせるアプローチを取っていますが、

日能研は問題に慣れるだけでなく、

むしろ理解することに焦点を当てた指導を行っているそうです。

学年に応じた教え方の推移の例として、平面図形の問題とともに説明がありました。

宿題の具体的な量と平均家庭学習時間の提示

宿題の具体的な量について、わかりやすく説明がありました。

学年	宿題 [ページ]	授業数
小４	10.8	2コマ
小５	12.3	2コマ
小６	16	3コマ

小学５年生だと、１コマの授業に対して、大体５〜６ページ出されるとのことでした。

また、現在日能研に通っている生徒さんの

家庭学習の平均時間も提示してくれました。

学年	塾あり [分]	塾なし [分]
小４	28	56
小５	38	120

入塾のタイミングについて

通常、新4年生からの通塾を勧めていますが、

新5年生や新6年生からも通塾が可能だそうです。

しかし、募集人数は、学年が大きくなるごとに少なくなり

塾の授業についていくのも、最初は大変だというお話でした。

テストの回数について

２週間に一度、学習内容の理解度を計る学力育成テスト

年に10-12回ほどの日能研　全国公開模試があるとのことでした。

学力育成テストは、特定の範囲が決まっていて、

それに対する対策がしやすいため、

努力した分だけ結果が出やすい仕組みです。

頑張った成果がテストの結果に直結するため、日能研ではまずは、学力育成テストを

重要視しています、とのことでした。

まとめ

日能研への、全国テスト・保護者説明会は、親子ともに貴重な経験になりました。

迷っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。