Panasonicの浄水器TK-CJ22やTK-CJ23を愛用している方の中には、
カートリッジの交換時期が来て、
どのカートリッジを購入すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
5年以上、TK-CJ23を愛用しています!
カートリッジが新しく出ていて
どれを買っていいのかわからない〜!!
特に、TK-CJ22C1・TK-CJ23C1・TK-CJ24C1の
どれを選ぶべきか迷っている方もいらっしゃると思います。
この記事では、それぞれのカートリッジの特徴や違いについて詳しく解説し、
あなたの選択をサポートします。
また、近年注目されているPFOSやPFOAといった有害物質の除去についても触れていきます。
先に結論から。
それでは、性能の違いとどれがおすすめか、詳しく解説していきます。
TK-CJ22C1・TK-CJ23C1・TK-CJ24C1の違い
TK-CJ22・TK-CJ23・TK-CJ24の違いについて
表にまとめました。
TK-CJ22C1 | TK-CJ23C1 | TK-CJ24C1 | |
発売日 | 2017年4月 | 2017年4月 | 2024年3月 |
カートリッジ交換時期 | 約1年 | 約6ヶ月 | 約1年間 ※1 |
デザイン | 文字入り | 文字入り | 文字なし、シンプル |
除去対象物質 | 17物質 | 19物質 | 19物質 |
2個入りがあるか? | なし | 有り TK-CJ23C2 | なし |
価格 ※2 | 5500円ほど | 4800円ほど | 5500円ほど |
※2 2024年7月現在
発売日の違い
TK-CJ22C1とTK-CJ23C1は、2017年4月25日に発売。
TK-CJ24C1は、2024年3月1日に発売開始されました。
TK-CJ22・TK-CJ23(浄水器本体)は、すでに生産中止されています。
カートリッジのTK-CJ22C1・TK-CJ23C1は、まだ販売されています。
カートリッジの交換時期・除去できる物質
TK-CJ22C1 | TK-CJ23C1 | TK-CJ24C1 | |
カートリッジ交換時期 | 4000L 約1年間 | 2000L 約6ヶ月 | 4000L 約1年間 ※1 |
遊離残留塩素(カルキ) 濁り 総トリハロメタン ブロモジクロロメタン ジブロモクロロメタン ブロモホルム テトラクロロエチレン トリクロロエチレン CAT(農薬) 2-MIB(カビ臭) 溶解性鉛 ベンゼン ジェオスミン(カビ臭) フェノール類 PFOSおよびPFOA 鉄(微粒子状) アルミニウム(中性) | 4000L 約1年間 | 2000L 約6ヶ月 | 4000L 約1年間 |
クロロホルム 1,2-DCE | 除去できない | 2000L 約6ヶ月 | 2000L 約6ヶ月 |
TK-CJ22C1は、他の2つと比べて、
クロロホルムと1,2-DCEの2種類の物質を除去できません。
カートリッジの寿命は、TK-CJ23C1とTK-CJ24C1を比べると、
TK-CJ24C1の方が6ヶ月長いです。
ただし、クロロホルムや1,2-DCEの除去を目的とする場合は、
TK-CJ23C1と同じく約6ヶ月の寿命となります。
以下に、パナソニックホームページより各物質の説明を記載します。
ろ過できる物質(除去対象物質)19物質※11
遊離残留塩素(カルキ) 浄水過程で殺菌用に使用される塩素が水道水に残ったもの 濁り 水中に分散している微細な粒子など水の透明さを妨げる物質 クロロホルム 浄水過程で、水中の有機物質と遊離塩素が反応して生成されるトリハロメタンの成分の一つ 総トリハロメタン クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類のトリハロメタンの総称 ブロモジクロロメタン 浄水過程で、水中の有機物質と遊離塩素が 反応して生成されるトリハロメタンの成分の一つ ジブロモクロロメタン ブロモホルム テトラクロロエチレン ドライクリーニング洗浄剤、金属洗浄用溶剤等に使用される揮発性有機塩素化合物のこと トリクロロエチレン ドライクリーニング洗浄剤、金属洗浄剤に使用される揮発性有機塩素化合物のこと CAT(農薬) 除草剤として使用されるシマジン系農薬のこと 2-MIB(カビ臭) 水源に含まれる藍藻(ランソウ)類から発生する異臭(墨汁臭)のこと
2-MIBは、2-メチルイソボルネオールのこと溶解性鉛 水道管に使用されている鉛管から溶け出してイオン化した鉛のこと 1,2-DCE 樹脂原料や溶剤として使用される揮発性有機塩素化合物のこと ベンゼン 合成ゴム、有機顔料などに使用されるほか、ガソリンの燃焼によっても発生する揮発性有機化合物のこと ジェオスミン(カビ臭) 水源に含まれる藍藻(ランソウ)類から発生する異臭(土臭)のこと フェノール類 水道水中に混入すると塩素と反応して、不快な異臭(フェノール臭)を発生する物質のこと PFOSおよびPFOA フッ素樹脂の助剤や撥水・撥油剤として用いられる難分解性の化合物のこと 鉄(微粒子状) 水道管から溶け出したり、原水に含まれていたりする微粒子状の鉄化合物のこと アルミニウム(中性) 浄水過程で、使用されるアルミニウム化合物のこと ※11 JIS S 3201の試験法で規定された除去物質(16物質)と浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)で規定された除去対象物質(3物質)。
https://panasonic.jp/alkaline/comparison.html
今、よく話題になっている、PFOS・PFOAも
しっかり除去してくれる浄水器です。
デザイン
TK-CJ22C1や-CJ23C1は、除去対象がそれぞれ17種類・19種類
カートリッジの取り替え時期などが
文字で記載されています。
対するTK-CJ24C1は、シンプルでなにも記載がありません。
シンプルなデザインがお好みの方は、TK-CJ24C1がおすすめです。
2個入りはある?
TK-CJ23のカートリッジ二個入りはあります。
型番は、TK-CJ23C2です。
二個入りは少しお得に購入することができます。
TK-CJ24のカートリッジは、2個入りは残念ながらありません。
価格
TK-CJ23C1とTK-CJ24C1の価格差は、700〜1000円程になっています。
お店と時期によっても価格は異なるので、
amazon、楽天、yahooショッピングで検索すると良いと思います。
TK-CJ22・TK-CJ23のカートリッジおすすめはどれ?
TK-CJ24C1も使用可能
TK-CJ22・TK-CJ23のカートリッジに、TK-CJ24C1は使用可能です。
panasonicホームページに、以下のように後継機種として
使用可能であることが明記されています。
品番 TK-CJ24C1 備考 TK-CJ01C1/CJ21C1/CJ22C1/CJ23C1/CJ23C2の後継機種としてお使いいただけます。 メーカー希望小売価格 7,700円(税抜7,000円) https://panasonic.jp/alkaline/p-db/TK-CJ24C1.html
どれを選ぶべきか?おすすめのポイント
Panasonicの浄水器TK-CJ23を利用している方がカートリッジを選ぶ際、
重要なポイントは交換時期とコストパフォーマンスです。
まず、カートリッジの交換時期についてですが、
TK-CJ24C1はTK-CJ23C1に比べて約半年ほど長く使えるため、
コスパを重視するならTK-CJ24C1が優れています。
長期間使用できることで、頻繁に交換する手間が省け、長期的に見て経済的です。
ただし、クロロホルムや1,2-DCEといった有害物質の除去機能は、
どちらのカートリッジも約半年間持続します。
したがって、これらの物質の除去を重視し、
半年ごとにカートリッジを交換する場合は、価格の安いTK-CJ23C1を選ぶのが賢明です。
つまり、長期間のコスパを重視するならTK-CJ24C1、
一方で頻繁な交換を厭わずコストを抑えたいならTK-CJ23C1がおすすめです。
まとめ
TK-CJ22C1・TK-CJ23C1・TK-CJ24C1の違いについて、
詳しく解説しました。
PFOSやPFOAの除去機能についても全カートリッジで同様に機能しますので、
どちらを選んでも安心です。
使用状況や重視するポイントに応じて、最適なカートリッジを選んで、
快適な浄水生活を送りましょう。
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