パナソニック 衣類乾燥機、NH-D603が気になっているあなたへ。
- NH-D603ってよく乾く?
- 電気代はどれくらい?
- 掃除は面倒じゃない?
このページでは、2年半にわたり毎日NH-D603を使ってきた筆者が、
リアルな使用感・便利なポイント・正直ちょっと不便な点まで、
すべて本音でレビューします!
- 洗濯物にかかる時間を時短したい
- 洗濯物の生乾き臭が嫌な方
- タオルはふわふわに仕上げたい方
- 花粉対策もしたい方

NH-D603の基本スペック
ここでは、パナソニック公式サイトの情報をもとに、
衣類乾燥機「NH-D603」のスペックをわかりやすくまとめました。
乾燥時間や消費電力、予想電気代、価格の目安など、
購入前に気になるポイントを一覧で確認できます。
電気代の試算や乾燥時間の目安は、
実際の使用イメージにもつながるので、ぜひ参考にしてください。
メーカー 型番 | ![]() パナソニック NH-D603 |
---|---|
乾燥時間 | 6kg : 約3時間40分 3kg : 約2時間10分 2kg : 約1時間40分 1kg : 約1時間10分 |
消費電力※1 | 1335W |
予想電気代※2 | 約132円 |
発売時期 | 2017年6月 |
価格 ※3 | 53000円〜60000円ほど |
※2上記消費電力、衣類重量6kg,1kwあたり27円で計算
※3 2025年6月現在
気になる電気代は、最大容量の6kgを乾燥させたと仮定すると
約132円になるようです。
我が家(4人家族)では、毎日3kg強の洗濯物を乾燥しています。
これを基に電気代を試算してみると、1回あたり約79円ほどとなりました。
(※消費電力量をもとにした計算値です)。
干す手間がなくなり、天候も気にせずふわふわに仕上がることを考えると、
1日80円以下で快適な仕上がりが得られるのは、十分コスパが良いと感じています。
NH-D603の大きな特徴4選
パナソニックNH-D603の、大きな4つの特徴を解説します。
- 洗濯物がふんわり&早く仕上がる
- 約75℃除菌コースで除菌できる
- 左右両開き対応
- 中の様子が見える扉
洗濯物がふんわり・早く乾く
パナソニック NH-D603は、衣類をふんわりと仕上げ、
さらにスピーディに乾燥させる「ツイン2温風」機能を備えています。
これにより、洗濯物がサクサクと仕上がり、
忙しい日でもストレスがありません。
4人家族の我が家では、
家で着るパジャマや部屋着・タオル類・靴下を毎日乾燥にかけていますが
大体1時間半〜2時間ほどで、乾燥が完了します。

コインランドリーの仕上がりと変わらなく、
本当にふわふわで気持ちいいです。

タオルは外に干さないで!
乾燥機のふわふわがいい!
——そんなふうに言うのは、我が家の子どもたち。
外干しだとゴワついてしまうタオルも、NH-D603で乾かせばふっくら柔らか。
一度その心地よさを知ってしまうと、もう元には戻れません。
家族みんなが「ふわふわ」の虜になる、そんな乾燥機です。
約75 ℃除菌コース:生乾きゼロ!

内部を高温にして除菌してくれる75 ℃除菌コースがあります。
晴れた日に洗濯物を外に干すと、しっかり乾いて問題ありませんが、
雨の日や日照時間の短い冬の期間では、洗濯物が生乾きになることが気になりますね。
しかし、衣類乾燥機を利用することで、生乾きの心配をほぼ取り除くことができます。
さらに、約75℃の除菌コースを使えば、ニオイなどの不安も解消されます。
部屋干しした後に生乾きが気になるとき、
この除菌コースを使うだけでも、洗濯物の仕上がりが全然違います。
私自身も、毎日この、除菌コースを必ず利用していますし、おすすめです!
置き場所を選ばない、左右開き対応
置き場所を選ばない左右開き対応
ドアの開閉方向を変更することが可能なので、置き場所を選ばず、引越しのときも安心です※2。
※2 施工は、必ずお買い上げの販売店か施工業者にご依頼ください。
引用元:パナソニック公式ページ
NH-D603は、左右どちらからでも使える左右開き対応設計が特徴です。
場所に制約を感じずに設置でき、使い勝手が良いのもポイントです。
引っ越しして、間取りが変わっても、対応できるのがとても良いです。
左右開き対応は、他メーカーの衣類乾燥機にはない特徴です。
愛用2年半で感じた! NH-D603のメリット

2年半、毎日愛用している筆者が
感じているメリットを解説します!
1つ1つ詳しく解説します。

干す手間が激減!洗濯の時短に◎
洗濯が終わるたびに、重たい洗濯物をカゴに入れて運び、
一枚ずつシワを伸ばして干す——
そんな毎日のルーティン、正直とても面倒ですよね。
でもNH-D603があれば、干す作業そのものが不要!
取り込む手間も省けて、ダブルで時短になります。
我が家では、バスタオル・フェイスタオル・パジャマ・下着・部屋着・靴下など、
天気に関係なく毎日乾燥機でしっかり乾かしています。
デリケートな外出着だけはさすがに干していますが、
それでも日々出る大量の洗濯物を“干さずに完了”できるのは本当にラクです。
天候・花粉に左右されない安心感
雨の日、寒くて乾きにくい冬。
「今日、洗濯物ちゃんと乾くかな…?」と悩むこと、ありませんか?
NH-D603があれば、天気に左右されず、いつでもしっかり乾燥。
毎日の洗濯が“天気まかせ”じゃなくなります。
さらに我が家では、夫と子どもが花粉症。
外干しできない季節は特に悩みのタネでしたが、
乾燥機を導入してからは、花粉を気にせず洗濯できる安心感が生まれました。
しかも、別売りの花粉フィルターを使うことで、
乾燥中に花粉をしっかり落とせて、花粉症の症状も軽減!
花粉やアレルギーに悩むご家庭には、心からおすすめしたいポイントです。

タオルがふんわり仕上がる
NH-D603で乾かしたタオルや衣類は、驚くほどふわっふわ。
その仕上がりは、コインランドリーと比べても
まったく引けを取りません!
さらに、高温で一気に乾燥させるので、生乾き臭の心配もなし。
いつでも快適に、気持ちよくタオルが使えます。
部屋干し特有のイヤなニオイに悩んでいた方にも、
ぜひ体感してほしい仕上がりです。
操作が簡単

NH-D603はとってもシンプルな操作性で、
家族みんながすぐに使いこなせます。
最初に設定するときは、
- 電源ボタン
- ヒーター(強 or 弱)
- コース選択
- スタートボタン
——この4ステップだけ!
しかも2回目以降、同じコースを使うなら、
「電源 → スタート」の2プッシュで完了。
我が家では毎日同じ乾燥コースなので、朝のバタバタ中でもスッと使えて大助かり!
機械が苦手な人にも安心しておすすめできる家電です。
- ヒーター強さ
- 強
- 弱
- タイマー
- 20分
- 40分
- 60分
- コース
- 標準
- 標準の乾燥コース
- 約75℃除菌
- 約75℃の温度で除菌効果を高める
- ワイシャツ
- シワを少なく仕上げる
- 厚物
- トレーナーやジーンズなどの厚手の衣類に
- ふとん・毛布
- 肌掛けふとんや毛布に
- シワ取り
- 吊り干し前のシワ取りに
我が家いつも、「強・約75℃除菌」で乾燥しています。
賃貸でも安心
NH-D603は、面倒な工事なしで使えるのが大きな魅力。
電源プラグをコンセントに差し込むだけで、
すぐに使い始められます。
設置もとても簡単で、設置場所さえ確保できればその日から乾燥機生活スタート!
「乾燥機=設置が大変そう…」というイメージをくつがえしてくれる手軽さです。
ちなみに、設置方法や置き方については、別記事で詳しく解説しています。
よろしければ、あわせてご覧ください👇
洗濯しながら、並行して乾燥できる
ドラム式洗濯乾燥機(洗濯・乾燥一体型)は、
乾燥中に次の洗濯ができないのが、とても不便でした。
でも、洗濯機と乾燥機が別々なら、
乾燥している間に次の洗濯ができる!
我が家には小学生の子どもがいるので、
「しまった!給食着、出し忘れてた〜!」なんてことが日常茶飯事。
そんなときも、すぐに洗濯できるから本当に助かっています。
“洗い”と“乾燥”が同時にできる自由さは、別置きだからこその特権です◎
パナソニックだけ!中が見える扉で便利

NH-D603は、中の様子が見えるクリアな扉が特徴。
乾燥中でも、衣類がしっかり回っているか、終了したかどうかがひと目でわかります。
実は、**日立や東芝など他メーカーの乾燥機には扉に“窓”がなく、**中の様子を見ることができません。
我が家では、小学生の子どもが「洗濯物をたたむ係」になっていて、
乾燥機の中にまだ衣類があるかどうかを自分で確認できることが、とても大きなポイントでした。
「ちゃんと取り出した?」
「あれ、まだ中にあったの?」なんて声かけも不要に。
視認性の高さは、家族みんなが使いやすい家電を選ぶ上で
大切なポイントだと感じています。
パナソニック NH-D603 衣類乾燥機のデメリット
これまでたくさんのメリットを解説してきましたが、
デメリットについてもまとめていきます。

運転音がする
- 洗濯乾燥機と同程度の音だが、気になる場合は
部屋のドアを閉めて運転すると◎
NH-D603は、強い風を当てながらドラムを回して乾燥するため、
一定の運転音があります。
とくに静かな夜などは「ちょっと大きいかな」と感じるかもしれません。
ただ、音のレベルはドラム式洗濯乾燥機と同程度。
我が家では洗面所に設置していて、
ドアを閉めて運転すれば、ほとんど気になりません。
設置場所や使い方を少し工夫するだけで、音のストレスはぐっと減らせます。
使用中は周囲が暑くなる
- 脱衣所に設置の場合は、お風呂の換気扇を回しながら運転する
- 部屋に設置の場合、不在時に運転するようにする
NH-D603は、温かい風を当てながら衣類を乾燥させるため、
運転中は周囲の温度が上がります。
とくに締め切った空間で使っていると、
モワッと感じることもあるかもしれません。
我が家では脱衣所に設置しており、
使用中はお風呂のドアを開けて、換気扇をまわすことで温度の上昇をやわらげています。
ちょっとした工夫で、快適に使えるようになります◎
毎回フィルタ掃除が必要
NH-D603は、毎回の使用後にフィルター掃除が必要です。
「手間」といえばそうですが、
実際には洗濯物を干したり取り込んだりする作業に比べれば、ずっとラク。
特に便利なのが、パナソニック純正の別売り紙フィルターが使えること。
これを併用することで、ホコリがフィルターに付きにくくなり、
毎回のお手入れがぐんと簡単になります。
フィルター掃除のやり方や、紙フィルターの使い方については、
別記事で詳しく紹介しています👇
▶︎パナソニック衣類乾燥機の掃除方法について詳しく解説

衣類が縮むことがある
- 縮んでも気にならないものを乾燥機で回す
- 縮ませたくないおしゃれ着は、外干し・部屋干しにしている
NH-D603はとても便利ですが、
すべての衣類を乾燥できるわけではありません。
デリケートな素材は、乾燥機には不向きです。
使用前には、衣類のタグ(洗濯表示)をしっかり確認し、
適切な温度とコースで使うことが大切。
我が家では、タオル類・パジャマ・肌着や靴下などは毎日乾燥機にかけていますが、
やはり外干しに比べると多少縮むなと感じます。
それでも、干す手間を考えたら十分許容範囲。
一方で、お出かけ着など「絶対に縮ませたくない洋服」は
外干し or 部屋干しと使い分けています。
乾燥機は万能ではないけれど、上手に使えば日々の家事がぐっとラクになります◎
設置場所が必要

NH-D603は、洗濯機とは別に設置する必要があるため、
ある程度のスペースを確保する必要があります。
とはいえ、我が家では洗濯機の上に専用ラックを使って設置しており、
省スペースで問題なく使用できています。
ただし、市販のラックだと運転中に揺れることも…。
安定性や安心感を重視するなら、純正スタンドの使用がおすすめです。
スタンド選びについては、別記事で詳しく解説しています👇
▶︎パナソニック乾燥機 専用スタンドの選び方
まとめ:NH-D603で快適な家事時短を!
- 洗濯物がふんわり&早く仕上がる
- 約75℃除菌コースで除菌できる
- 左右両開き対応
- 中の様子が見える扉
◎メリット
◯時短になる
◯天気・花粉に左右されない
◯タオルがふんわり気持ちいい
◯操作が簡単
◯賃貸でも安心
◯洗濯しながら乾燥できる
◯中が見えて便利
△デメリット
△運転音が気になる場合も
→部屋の扉を閉めると気にならない
△使用中、周囲が暑くなる
→我が家では、お風呂のドアを開け換気扇回してます
△毎回フィルタ掃除が必須
→紙フィルタ使用で、お掃除が楽に◎
△衣類が縮むことも
→お出かけ着以外を乾燥機にかけてます
△設置場所が必要
→洗濯機上や洗濯機と横置きなど、購入前にシミュレーションを
パナソニック NH-D603についてレビューしました。
特に、子どものいるご家庭には、全力で、衣類乾燥機の購入をおすすめします。
洗濯物を干す時間、取り込む時間がなくなり、
子どもとの時間や、自分の時間に使うことができます。

コメント