【中学受験　情報収集】2024年6月千葉進学フェアに行ってきた　体験談　説明会内容

2024年6月16日に千葉工業大学で開催された千葉進学フェアに行ってきました。

このイベントには千葉県の私立中学校15校が集まり、

一気に説明を受けたり、先生方と直接話せる貴重な機会でした。

https://chibashigaku.jp/hs/event/j-fair/

個別に学校を訪問するのは時間と手間がかかりますが、

このフェアでは1箇所で複数校の説明を効率よく聞くことができ、

大変便利でした。

塾選びや受験情報を一度に集めたい方にはぜひおすすめしたいイベントです。

専修大学松戸中学校　説明会内容

専修大学松戸中学校の説明会に参加しました。

会場は説明会スペース、質問スペース、掲示物のスペースに分かれていました。

スライドを使った説明

スライドを用いながら入学後の主な行事を写真付きで紹介してくれました。

このおかげで、入学後の生活のイメージが湧きやすく、とても参考になりました。

部活動のスケジュールと割合について

専修大学松戸中学校では、部活動が月曜・水曜・土曜の週3日と決まっています。

部活動の時間は平日は1時間半ほどで、17時下校、17時半完全下校というスケジュールです。

火曜と金曜は8時間授業のため、部活動は行われません。

全体の90％の生徒が何かしらの部活動に参加しているそうです。

漢検・英検・数検の受験

漢検・英検・数検を全員で受験する取り組みがあります。

中学3年生で英検準2級の取得を目指しており、7割の生徒が合格しているという実績があります。

進学状況

1学年150名のうち、専修大学松戸に進学するのは15％で、

残りの生徒は他の大学に進学しています。

専修大学松戸中学校は付属の大学がありますが、受験校としての側面も強い学校です。

高校からの入学とクラス編成

高校からの入学者は毎年250名ありますが、

中学からの内進生と高校からの生徒が同じクラスになることはありません。

クラス替えは毎年行われ、中学3年生からは学力別でクラスが分かれます。

一類クラスが1クラス、二類クラスが4クラスあります。

2025年からの新しい入試制度

２０２５年から専修大学松戸中学校では、

新たに3回目の入試を導入します。

A方式は4教科、B方式は国語・算数＋10分の自己アピール及び面接試験となります。

感想

専修大学松戸中学校の説明会は、学校の生活や方針を詳しく知ることができる充実した内容でした。

芝浦工業大学柏中学校　説明会内容

芝浦工業大学柏中学校は、校長先生が直々に説明してくださいました。

学校の基本情報

芝浦工業大学柏中学校は、1980年に男子校として開校しました。

現在は共学となり、多様な生徒が集まる学校となっています。

教育方針

• 自律的活動の重視
• 学びに向かう力、思考・判断・表現力を育てることが重要とされています。
• 知識や技能だけではなく、これらを活かして主体的に学び続ける力を養います。
• 人生100年時代への対応
• 今の10代の子どもの7割が100歳まで生きると言われる時代に対応するため、長い人生を見据えた教育を提供。
• 常に主体的に学べるよう、知的好奇心を育てることに注力しています。

探求教育

芝浦工業大学柏中学校の特色として、探求教育があります。

• 中1：地域
• 地元の課題を探求し、地域社会に貢献するプロジェクトを行います。
• 中2：日本
• 日本全体の課題を探求し、広い視野で物事を考える力を養います。
• 中3：世界
• 世界的な課題を探求し、グローバルな視点で問題解決を目指します。

これらの探求活動は、コンテストやコンクールに出品することで、

実践的な経験を積むことができます。

スーパーサイエンススクール

芝浦工業大学柏中学校は、全国で240校、

千葉県では7校しかないスーパーサイエンススクールの一つです。

スーパーサイエンススクールとは、科学技術に関する高度な教育を提供する学校であり、

生徒たちは先進的な科学教育を受けることができます。

感想

芝浦工業大学柏中学校の説明会では、

学校の教育方針や特色あるカリキュラムについて詳しく説明がありました。

特に、探求教育やスーパーサイエンススクールとしての高度な科学教育に力を入れている点が

印象的でした。

東邦大学付属東邦中　説明会内容

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学校の基本情報

• 最寄り駅: 京成大久保駅
• 生徒の6割がこの駅を利用して通学
• 定員: 300名
• 8クラス編成、1クラス40人以内
• 男女比: 男性6割、女性4割
• 生徒の出身地域: 県内7割、県外3割
• 昼食: お弁当持参かカフェテラスを利用
• 授業時間: 8:30開始、18:30完全下校
• 土曜日: 午前授業あり

入試情報

• 高校入試はなし、中学からの入学のみ

教育方針と特色

• 自分探し学習
• 得意分野は伸ばし、苦手分野は人を頼る
• 医療系体験
• 医学部志望の生徒が多く、毎年40-50名が医学部に合格
• 縫合体験、内視鏡の体験、DNA鑑定などの医療体験が可能
• 実際に体験することで、興味や適性を見極める

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理科教育の充実

• 実験室の数
• 中学校: 3部屋
• 高校: 物理2部屋、化学2部屋、生物2部屋
• 公式を暗記するのではなく、実験を通じて公式の意味を理解させる教育に力を入れている
• 実験結果を言語化してレポートを書く練習を重視

感想

特に理科教育や医療系体験に力を入れている点が印象的でした。

渋谷教育学園幕張中学校　説明会内容

説明会の流れと整理券方式

整理券方式で、９回の説明会が行われており、

早めに行かないと直近の回の整理券は配りおわってしまっていました。

私が12時頃に訪れたときは、最短で14時からの説明会の整理券しかありませんでした。

他校とは異なり、説明会を聞く方のみ講義室に入る形式でした。

渋谷教育学園幕張中学校の説明会はスライドを使わず、パンフレットを見ながら進行しました。

学校の教育目標

渋谷教育学園幕張中学校の教育目標は「自調自考」。

これは「自らの手で調べ、自らの頭で考える」ことを重視しています。

特に中1・中2で正しい倫理観を育てることを大切にしており、

国際人としての素質を養うことも目指しています。

学校のスケジュールと授業体制

学校のスケジュールは以下の通りです：

• 月曜〜金曜：1-6限
• 土曜：1-4限

中学校のうちは塾に通う必要はないとされ、

学校側で手厚くフォローしています。

英語教育とフォローアップ

特に英語教育に力を入れており、中1・中2で中3までの英語を終わらせるスケジュールです。

今年入学した中1の300名のうち、英語の追試を受けた生徒は120名だったとお話がありました。

追試や個別面談、放課後のフォローアップを通じて、

生徒の取りこぼしがないようにしているとのことでした。

また、英語に親しむための映画鑑賞や音楽鑑賞も行っています。

夏期講習では60講座が用意されています。

ニュージーランドホームステイプログラム

中3の3月にはほぼ全員が参加するニュージーランドホームステイプログラムがあり、

1家庭1人の原則で現地の家庭にステイします。

英語のみしか通じない環境に、1人置かれることで

大きく成長するとのことでした。

進学実績と合格率

2024年の東大・京大合格者は77名、

海外大学への合格者は64名でした。

しかし、学校側は大学合格を目的とはしておらず、結果としての合格であると強調しています。

完全下校時間と図書室の利用

高校3年生の完全下校時間は昨年まで18:30でしたが、

今年から図書室での勉強希望に応じて20:00に変更されました。

図書室には7万冊の本が揃っています。

部活動のスケジュール

部活動は月曜〜木曜の週4回、土日はどちらか1日行われます。

在籍生徒の男女比と入試について

在籍生徒の男女比は2:1です。

入試は科目ごとの足切り点はなく、合計点で合否が決まります。

参考として、算数18点で合格した生徒もいるとのことです。

感想

まとめ

千葉進学フェアで聞いた説明会の内容をまとめました。

個別に学校を訪問するのは時間と手間がかかりますが、

このフェアでは1箇所で複数校の説明を効率よく聞くことができ、大変便利でした。

学校選びの参考になる情報が満載で、充実した一日を過ごすことができました。