「ハムスターを飼いたい!できるだけ広いケージで、のびのびと暮らさせてあげたい!」
そう考える方はきっと多いと思います。
我が家も、YouTubeなどで話題の“衣装ケースでの飼育”に憧れていました。
広くて自由にレイアウトできる衣装ケースは、理想の飼育環境に見えますよね。
しかし…現実はそう甘くありません。
限られた住空間では、衣装ケースを置くスペースがどうしても確保できず、
泣く泣く断念することに。
それでも「なるべく広いケージでハムスターを育てたい!」という思いは諦めきれず、
我が家で置ける最大サイズの飼育ケージを探し、現在も快適に飼育中です。
この記事では、衣装ケースは置けないけど、
なるべく広いケージでハムスターを育てたい!
という方に向けて、我が家の工夫とおすすめの広めケージをご紹介します。
先に結論から。
- 大きめのケージ ルーミー60 グランスペースを購入
▶広めで、上部からも前面からもお世話できる◎

- 水差しは、ハッピーサーバーに変更
▶付属の水差しは、何度か水漏れを起こしたため
- 回し車を自立式のハーモニー21に変更
▶ハムスターのお気に入りの場所になった

ハムスターを迎える前の準備:家族でまなぶ
ハムスターをお迎えする前、我が家では子どもたちと一緒に、
YouTubeや本を通じてハムスターの生態について学びました。
その中でわかったのは――
ハムスターは、乾燥地帯に住む野生動物で、一日に何キロも移動したり、
地面に穴を掘ったりするアクティブな生き物だということ。
市販のハムスターケージには、コンパクトで見た目もかわいらしいものがたくさんあります。
けれど、実際にはそうした小さなケージでは、
ハムスターにとってかなり窮屈なのかもしれない。
YouTubeで人気の 「Go」さん というYouTuberの方は、
広さを重視し、衣装ケースを使った飼育方法をおすすめされています。
自由に動き回れて、レイアウトも自在に組める衣装ケース飼育は、
確かに理想的に思えました。

でも現実は…
リビングに衣装ケースを置くスペースがなく、
泣く泣くあきらめました
それでも、「なるべく広いケージで、ハムスターが快適に過ごせるようにしてあげたい」
という気持ちは変わらず、
スペースと機能性のバランスを考え抜いた結果、我が家が選んだのが…
👉 三晃商会のルーミー60 グランスペースでした!
ハムスター用ケージ比較|ルーミィ60 vs グラスハーモニー600N

我が家がハムスターのケージを選ぶ際、
最後まで悩んだのが、以下の2つのケージでした。
どちらも幅60cm前後で、衣装ケースほどの広さはないものの、
市販ケージの中では比較的広く、ハムスターものびのびと過ごせそうだと感じました。
項目 | ![]() ルーミー60 グランスペース | ![]() グラスハーモニー600N |
---|---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ) | 620×450×315mm | 580×392×400mm |
開閉部分 | 前面+上部が開閉 | 前面のみ開閉 |
通気性 | ![]() メッシュ天井で良好 | ![]() 上部スリットでやや控えめ |
掃除のしやすさ | ![]() パーツも外しやすい | ![]() 底を外してお手入れ可能 |
見た目 透明感 | ![]() ややプラスチック感あり | ![]() ガラス製 高い透明感見た目◎ |
脱走リスクへの安心感 | ![]() 上部からの開閉で安心 | ![]() 前面扉を開けたときに 飛び出すリスクあり |
向いている人 | お世話のしやすさ 安全性を重視したい人 | 見た目の美しさ インテリア性を重視したい人 |

我が家は ルーミィ60 グランスペースに
決めました!
その理由は、「お世話のしやすさ」と「脱走の不安」でした。
グラスハーモニー600Nは前面のみが開閉できる構造で、
見た目はスタイリッシュで美しく、アクリル製のクリアなデザインも魅力的です。
一方、ルーミィ60は前面と上部の両方が開閉できる構造になっており、
お掃除の際やエサやりのときに手を入れやすく、初心者にも扱いやすいと感じました。
何より、ハムスターを驚かせずに優しくお世話できること、
そしてふとした拍子に脱走させてしまうリスクをできるだけ減らしたいという気持ちがあり、
我が家ではルーミィ60を選ぶことに決めました。
ルーミィ60グランスペースを選んでよかったこと
実際にルーミィ60を使ってみて、
「これは選んで正解だったな」と感じた点がいくつかあります。
✅ お世話がとにかくしやすい!
前面と上部が開く構造のおかげで、
慣れないうちは上部からそっと手を入れてお世話できるのが大きな安心ポイントでした。
特に飼い始めの頃は、ハムスターも人間もまだドキドキ…。
前扉を大きく開けるタイプだと、
ハムスターが急に飛び出してしまうかも…という不安があったので、
上から手を入れられる安心感は初心者の我が家にとってとてもありがたかったです。
✅ 必要な飼育用品が一通りセットになっていて始めやすい
ルーミィ60には、回し車や給水ボトルなどがあらかじめセットになっているので、
初めてハムスターを飼う人でもすぐにスタートできます。
「何を揃えればいいの?」と迷う必要がなく、
最低限必要なものがそろっていたのも助かりました。
🐾 実際に使ってみて不便だったこと
そんなルーミィ60ですが、ひとつだけ気になった点があります。
❗ 給水ボトルが吊り下げ式で水漏れリスクあり
付属の給水ボトルはケージの側面に吊るすタイプで、
ボトルをつける際にパッキンがしっかりはまっていないと、
水漏れを起こしてしまうことがありました。
我が家では、子どもが給水ボトルの交換を担当してくれているのですが、
パッキンの装着が不完全だったために、
床材がびしょびしょになってしまったことが数回…。
🔧 改善策:自立式給水器「ハッピーサーバー」に変更!

この問題を解決するために、
自立式の「ハッピーサーバー」という給水器を導入しました。
- ケージの中にそのまま置けるタイプなので、取り付けミスがなく
- 万が一水漏れしても、下に小さな受け皿を置けば床材が濡れる心配もなし
導入してから約4ヶ月経ちますが、一度も水漏れは起きていません。
子どもでも扱いやすく、見た目もスッキリしていて、飼育環境がより快適になりました。
回し車も変更してみました(結果:大成功)

もともとルーミィ60に付属していた回し車は、
ケージの側面に取り付けるタイプでした。
特に不満はなかったのですが、実は別で自立式の回し車も購入していたので、
ある日、試しにそちらに交換してみました。
すると…なんと、ハムスターがすぐに気に入ってくれた様子!
この自立式の回し車は、接地部分に穴が開いているタイプだったのですが、
我が家のハムスターはその穴の中によく入って休むようになり、すっかりお気に入りの場所に。
回し車として走るだけでなく、くつろぎスペースにもなっているようで、
見ていて微笑ましい変化でした。
- 付属の回し車も十分使えますが、設置位置が限られる(壁面固定)
- 自立式に変えると、ケージ内レイアウトの自由度が上がる
- ハムスターによって「お気に入りの形」や「場所」が違うこともあるので、
いくつか試してみるのも◎
まとめ:ルーミー60で広さと置きやすさの両立
今回は、我が家が実際に使用している「ルーミィ60グランスペース」の感想と、
ちょっとしたカスタマイズ体験をご紹介しました。
衣装ケースほどの広さはないけれど、
快適に過ごせる広めのケージを探している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
- 大きめのケージ ルーミー60 グランスペースを購入
▶広めで、上部からも前面からもお世話できる◎

- 水差しは、ハッピーサーバーに変更
▶付属の水差しは、何度か水漏れを起こしたため
- 回し車を自立式のハーモニー21に変更
▶ハムスターのお気に入りの場所になった

コメント