ニュースに掲載されていた
折りたたみ式のアイスバス。
熱中症対策にとてもよさそう!
こちらのニュース記事で紹介されていた、折りたたみ式アイスバス。
これからの暑い季節、野外フェスやスポーツ、部活などで
大活躍しそうですね。
使用方法や、必要な氷の量など調査しました。
コールマン エクストリームホイールクーラー
- 容量 :約47リットル
- 保冷力:約5日
- ハンドル・キャスター付き
折りたたみ式アイスバス P-PECとは?
暑い季節になると、熱中症が大きな問題になります。
迅速に対応するためには、体温を効果的に下げる手段が不可欠です。
熱中症になった人を救命するために、身体を冷やすことが有効です。
NHKのこちらの記事にわかりやすく書かれていました。
体を冷やす効果は「アイスバス(氷風呂)」が最大!
上記は、アメリカの研究者たちが発表した、冷却方法別に冷却効果を比較したグラフです。
日常的な熱中症対応としてよく行われる“氷のうを脇に挟む”といった方法は効果が少ない一方で、全身を氷水につける方法が最も冷却できると分かっています。水は空気よりも“熱伝導率”が高いため、日陰で扇風機に当たる方法などと比べ効果的に冷却できます。
ポイントを整理すると、なるべく早く全身を冷やすコツは…
「なるべく体の広い範囲を、なるべく冷たい水につける」熱中症になったら…「アイスバス」「アイスタオル」重症化を防ぐ対策を解説 - #学校教育を考える - NHK みんなでプラス【NHK】熱中症になったら日陰で涼む、アイスパックを脇に挟む……そうした対応はスポーツ時に起きる重い症状のときは不十分です。最も効果があるのは水風呂よりも冷たい「アイスバス」に入ること。今すぐ簡単に取り入れられる「アイスタオル」も有効な手段...
その中でもアイスバスは非常に有効な方法として知られています。
今回は、画期的なアイスバス製品であるP-PECをご紹介します。
わずか3秒で組み立てられるこの製品は、迅速な熱中症対策を可能にします。
P-PECの優れた点:3秒で組み立て完了
通常のアイスバスは、空気を入れて膨らます手間が生じますが
こちらは、さっと広げるだけで、アイスバスの用意ができます。
収納バッグがついていて、持ち運びも簡単です。
必要な水の量は?
吸水袋は、80リットル分付属で、
平均的な大人がアイスバスに必要な水の量をカバーできます。
子どもだと、半分の40リットルから50リットルの水で
いいと商品説明にかいてあります。
Q. 本当に少ない水量で使えるのですか? A. はい、80L~100Lの水をご用意頂ければ全身の浸漬冷却が可能です。
P-PECに80L(一般的なポリタンク4本)の水を入れて頂くと水深が約12cmとなります。
ここに平均的な成人男性が入って頂くと入水した体積分が増え、水深が約20cm弱になるように設計されております。
日本人の成人男性の胸板の厚さの平均は21cm程度ですので、80Lで体幹のほぼ全てを浸漬する事が可能になります。
因みに水道のホースで直接給水した場合ですと約4~5分で80Lに達します。Q. 身長が大きくても使えますか? A. はい、身長195cmくらいまでの方なら充分ご使用頂けると思われます。
P-PECは必要水量を最小限にする為に全長を155cm、全幅56cmで設計しておりますが、膝を立てて寝て頂く事で体幹(胴体)と上肢(両腕)のぼぼ全てに加え下肢と頭部の一部を浸漬冷却できる仕様になっております。Q. 下半身だけの部分冷却や子供の身長に対応できますか? A. はい、P-PECにはスペースセーブ用のベルトが付属していますので、このベルトで下部の壁パネルを閉じて頂くと身長125cm程度までの方なら体幹すべての冷却に、またサッカー選手やマラソン選手など脚部だけを冷却したい場合にも対応できます。
下部パネルを閉じた場合は40L~50Lと更に低水量で十分な浸漬が可能です。https://item.rakuten.co.jp/profit-rk/p-pec/
P-PECに必要な氷の量はどれくらい?
- 平均的な大人に必要な水の量:80リットル
- 子どもに必要な水の量 :40〜50リットル
必要な水の量に対し、水温を下げるための氷がどのくらい必要か
調査しました。
大人:80リットルの水に必要な氷の量についての考察
P-PECを使用する際に必要な氷の量を考察しました。
まず、使用する80リットルの水の温度を何度と仮定し、
どの温度まで下げるかを決める必要があります。
ここでは、以下の東京オリンピックの資料を参考に、
28℃の水をアイスバスに使用するために13℃まで下げる必要があると仮定しました。
この条件に基づいて、氷の計算機を使って必要な氷の量を計算したところ、
15キロの氷が必要であることがわかりました。
https://www.yauchi.co.jp/999.htm
氷の計算機
子ども:40リットルの水に必要な氷の量についての考察
子ども用アイスバスに必要な氷量についても計算します。
この条件に基づいて、氷の計算機を使って必要な氷の量を計算したところ、
8キロの氷が必要であることがわかりました。
https://www.yauchi.co.jp/999.htm
氷の計算機
アイスバス用のクーラーボックスの選び方
アイスバスに使用する氷を保管するためには、クーラーボックスが必要です。
以下のポイントを参考に、適切なクーラーボックスを選びましょう。
容量
アイスバス用に使用する氷の量は大人:15キロ、子ども:8キロほど必要です。
この量の氷を効率的に保管するためには、
少なくとも大人:30リットル以上、子ども:16キロ以上の容量がある
クーラーボックスを選びましょう。
保冷性能
長時間にわたって氷を保管するためには、高い保冷性能が必要です。
厚みのある断熱材が使用されているクーラーボックスを選び、
できるだけ氷が溶けにくいものを選びましょう。
耐久性
頻繁に持ち運びをする可能性があるため、耐久性も重要です。
頑丈な素材で作られているクーラーボックスを選ぶと、長く使うことができます。
持ち運びやすさ
取っ手やキャスターが付いているクーラーボックスは、持ち運びが楽になります。
特に大量の氷を運ぶ際には便利です。
フタの密閉性
氷を長時間保管するためには、フタがしっかりと密閉できるクーラーボックスを選びましょう。
密閉性が高いほど、外部の熱が入りにくくなり、氷が溶けにくくなります。
おすすめのクーラーボックス
以上のポイントを踏まえて、おすすめのクーラーボックスを紹介します。
コールマン エクストリームホイールクーラー
- 容量 :約47リットル
- 保冷力:約5日
- ハンドル・キャスター付き
イグルー クーラーボックス マックスコールド
- 容量:58リットル
- 保冷力:約5日
- ハンドル・キャスター付き
アイリスオーヤマ HUGEL クーラーボックス
- 容量:40リットル
- 保冷時間:最大8.4日
まとめ
折りたたみ式アイスバス P-PEC ピーペックの特徴・必要な氷の量について
解説しました。
コールマン エクストリームホイールクーラー
- 容量 :約47リットル
- 保冷力:約5日
- ハンドル・キャスター付き
イグルー クーラーボックス マックスコールド
- 容量:58リットル
- 保冷力:約5日
- ハンドル・キャスター付き
アイリスオーヤマ HUGEL クーラーボックス
- 容量:40リットル
- 保冷時間:最大8.4日
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